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真笛(まこぶえ)製作♪

真竹材

真笛(まこぶえ)を製作する為、銘竹の産地で知られる京都から真竹を取り寄せました。

先ずは、およそ6.5尺の真竹材で笛に使えそうな部分を選んで竹挽きノコギリでカットします。
6.5尺の長さから笛に使える部分はそれほありど多くはありませんカット終了1節のものや2節のものがあります。太さは2.3~2.0cm程。

次にドリルを使って節抜きをします。
節抜き用ドリル10mmのスーパーロングドリル初めは元部にリングが付いていましたが、リング部分を切断してドリルに合うように元部を六角に改造しました

ドリルを垂直に入れ、管内を傷付けないように慎重に節抜きします。
節抜き工程女竹に比べて肉厚な真竹の管内は女竹よりも細いんですね。意外でした・・・
管内調整→調律工程→拭き漆
管内を削って整えています管内の様子。節目の凸凹が無くなるまでひたすら削ります。孔を開け調律後に拭き漆しました

真竹は女竹に比べて肉厚で硬く、ドリルやクリ小刀を使い孔を開けるのですが、1つ孔を彫るのも本当に大変な作業でした
しかし今回最も苦労した点は、調律です。
女竹は1節の節間部分がやや太いのですが、真竹はほぼ同じ太さ。
分かりやすく言えばほぼ直管です
この竹の構造の違いが調律にも大きく影響します。
管内も同じ太さの女竹と比較すると真竹のほうが細いので、管内を削り改造しないといけません…意外でした。
節を抜き管内を整えるだけでも大変ですが、加えて管内を削り拡げる工程もまた大変な作業です

何事も経験ですね
管内を塗り室で乾かしています。ちなみに一番右にあるのは篠笛です。
真笛を彫ってみてまた新たな課題が沢山見付かりました
もっと頑張らnever
嚮晴 真笛  篠笛 古典調 五本調子半篠笛との比較

いやぁ…笛ってシンプルな楽器ですが本当に奥が深いんだなとまた改めて感じました
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tag : 真笛嚮晴古典調五本調子半製作真竹

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