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選別~竹のねかせ

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約1ヶ月ほど寒風に晒し天日干ししていた女竹も大分青みが抜けて良く乾いたので取り込みます。
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青みが抜けて良く乾いています。
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天日干しで軽くなったり割れてしまったものは選別して省きます。
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日の当たらない風通しの良い場所で最低三年はねかせますが、ねかせの間に割れてしまう竹も何本かあります。
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さぁ、存分に暴れて下さいね…おやすみなさい
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tag : 篠笛 嚮晴

竹伐りから天日干しまで

例年だと12月の下弦の月から新月までのあいだを狙って竹を伐っていましたが今シーズンは暖冬の為1ヶ月遅れの新月伐採となりました。

竹藪に入る前は今シーズンはどんな竹が生えているかと気持ちが高ぶります。
しかし…ここでテンションが上がるとあれもこれもと夢中で伐ってしまい後々の作業が大変になるので、ここは冷静に気持ちを落ち着かせる意味と感謝の気持ちを込めて竹藪入る前に一礼

それでも藪に入るとやっぱりテンションが上がってしまいますm(__)m

今回は量より質、いつも伐るの量の三分の一程度に抑え、太めで節間の長い女竹を伐ろうと決めていました。

伐るところは肉が厚い根元に近いところから伐ります。

ちょっとバテたので一旦休憩
ちなみに立ち枯れた竹は繊維に粘りがなくスカスカなものが多く、笛にしても割れやすいのでいつも私は伐りません。

この後も藪に入りもう少し伐り竹を纏めて運び伐採終了。


帰宅してから節毎にカット、コンテナに入るぐらいの量でした。

伐採から1週間後に煮沸処理作業。
煮沸は竹のでんぷん質や糖分といった水溶性の成分のアク抜きと殺菌の為に行います。
この処理でカビなどの栄養分となる成分を取り除く事が長い間ねかせてもカビが生えない状態に保つ事に繋がるのでとても大事な作業になります。
本来ならば伐採の翌日にやりたかったのですが、やる時間が無く1週間後になりました。

作業が円滑に進むよう竹は一本一本束子で水洗いをし事前に纏めておきました。
冬場は水道が凍結し午前中は水が出ないおそれがあるので前日に寸胴に水も入れておきました。

煮沸作業じたいはそれほど時間のかかる作業ではないのですが寸胴に入った大量の水を沸かすのにかなり時間がかかります

お湯が沸いたのでそろそろ…


あぁ…気持ち良かぁ…(熱湯ですが)


竹を入れるとお湯の温度が下がるので更に火を強くします


煮沸時間は凡そ20分ですが寸胴が浅いので上下を引っくり返しての作業なので一束大体40分ぐらいの作業です。

煮沸処理終了。

煮沸処理をすると青みが抜けます。


煮沸処理をした後は天日干しをする為に麻紐で竹を交互に組みます。


天日干し。
天日干しは約1ヶ月間。
たまに裏表を返したりしますが雨や強風の日以外は基本的にこのままです。
はい、夜もこのままです。

1ヶ月寒風に晒し天日干しして青みを抜き乾燥させて割れずに残ったものはその後長い間ねかせの期間に入ります
1年のうちにこういう風景を見られるのはこの時期だけなのでちょっと貴重かもしれませんね。

そして今回は新たな撞木を製作する為に別日で孟宗竹を伐ってきました


楔で割いていきます…寒さの中、地味な作業は結構堪えます…

こんな感じでしょうか…

こちらも煮沸処理。
女竹の時に一緒にやれなかった事を激しく後悔しながらの作業です

竹汁…安定の茶色さ加減…良い出汁出てます!

こちらも1ヶ月間天日干してみようと思います。

竹の処理は寒い時期のもくもくとした作業なので体力的にも精神的にも堪えますが素材に拘りたいので人任せには出来ない作業です。
あと何年出来るか分かりませんが、気力と体力が続く限り続けていきたいと思います。

あっ…今回1つ気になる事があったのですが…

伐採を1ヶ月遅らせたせいか暖冬のせいか分かりませんが、今回は例年に比べると節枝の伸びか早かったように感じました。

tag : 篠笛 嚮晴

明けましておめでとう御座います♪

新年明けましておめでとう御座います
旧年中は大変御世話になりました。
本年も篠笛嚮晴を宜しくお願い致します。

昨年は燻竹を使った篠笛が大変好評でした。
お陰様で一年経った現在も燻竹を使った篠笛は根強い人気で、縄目を付けたものも定番化してきました。

さて今年に入りまた少し良い材料を取り入れようと考えています。
それは黒檀
黒檀は比重があり緻密でとても丈夫で硬い木材です。
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切ったり削ったり加工するのが大変なのですが、硬い黒檀を管頭の栓に使用する事で今まで以上に管に一体感を持たせる事が狙いです。
栓を黒檀に変えた事によって音質が向上するかは分かりませんが管頭部分に硬い材料を使う事で管の共振、共鳴に少しでも良い効果があればと思っています。
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良いと思うものは取り入れていくのが私の考えなので、これからもより良い篠笛を目指して製作に取り組んで皆様に喜ばれるよう努力していきたいと思います。

また、今年は常々お問い合わせ頂いております唄物製作の開発に向けていろいろと研究して年内にはかたちに出来ればと考えておりますが、製作には沢山の課題があり自分の納得するものが出来るまでには時間がかかるかもしれません。
しかし唄物製作は今年の目標としている事なので沢山失敗し試行錯誤しながら製作していきたいと思いますので今後とも宜しくお願い致します

tag : 篠笛 嚮晴

竹をねかせるとは…

よくお客様に『竹を伐ってから何故長い期間ねかせるんですか?どれぐらいねかせば良いんですか?』と質問されます。

木材全般、竹に限らずだと思いますが、伐ってきた竹を笛にするには表面の汚れを落とし煮沸して油抜き(殺菌消毒)、天日干し(紫外線による殺菌消毒、水分、青み抜き)、ねかせをしなければなりません。

3年ねかせた竹


4年ねかせた竹


5年以上ねかせた竹でも油抜き、天日干しし殺菌消毒処理した竹はカビが生えにくいです。

竹をねかせる事で春夏秋冬の気候や温度湿度変化に竹を馴染ませ、加水や乾燥を繰り返す事で竹をあばれさせます。
この時に極端に曲がったり割れたりする竹も少なくありません。

曲がったものは火入れして矯正しますが火入れ矯正は正直竹にとてもダメージを与えるので極端に曲がってしまったものは私は矯正しません。

まぁ…それも味わいですし曲がっていても鳴りには影響しないので。

あとどれぐらいねかせば?という事ですが、竹は3年を過ぎた頃から安定し水分量を一定に保つようになるので3年以上ねかせても竹の水分量はあまり変化しません。

最低でも3年はねかせて十分にあばれさせてから製作したほうが竹も安定し、笛になっても割れにくい素材になります。
…とはいっても竹ですから絶対に割れないという保証はありませんが。

なので竹を長い期間ねかせるのは気候に馴染ませ加水や乾燥を繰り返す事で竹をあばれさせ安定させる事が目的で、竹の水分量が一定に安定する3年はねかせが必要という事です

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tag : 篠笛 嚮晴

抑揚管♪

ここ最近はただ鳴るだけではなく、音の強弱に奥行きもたせ抑揚の付けやすい抑揚管を製作しています。

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今まで以上に音量、響きが良く吹き心地も向上しました。

ですがその反面、初心者の方には少々鳴らしづらい管かもしれません。

初心者から上級者まで万人に合う笛があれば良いのですが、笛には一本一本個性があるもので私は万人に合う都合の良い笛など無いと思いますし合う人には合う、合わない人には合わないのが篠笛だと思っています。

また楽に鳴り吹きやすい笛を製作する事が私の求める仕事ではありません。

私は材料の個性やクセを出来る限りいかして万人向けではなく一本一本丁寧に、吹く方に合う笛を製作したい・・・そう思っています。

長く使えば使うほど音色に味が出るのが篠笛ですので、吹く方が飽きのこないような篠笛をこれからも製作出来たらと思います。

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